- カメラ :Sony α77-Ⅱ
- レンズ :Sigma 10-20mm F4-5.6 EX DC /HSM
- 絞り :f7.1
- 露光時間 :97 seconds
- ISO :100
- 焦点距離 :10mm
- ホワイトバランス :Auto
- フィルター :None
- 日付 :Februaryr 16 , 7:13am
私が出会った日本の絶景をご紹介。
今回は沖縄県糸満市にある大度浜海岸をご紹介します。
こちらに日本の絶景を集めましたのであわせてご覧ください。
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沖縄の絶景ビーチ!大度浜海岸
■大度浜海岸(ジョン万ビーチ)
- 住所・・・・・沖縄県糸満市大度
- アクセス・・・那覇空港から車で30分(18km)
- 駐車場・・・・有り
- 営業時間・・・24時間駐車可
- 定休日・・・・無し
- トイレ・・・・公衆トイレ有り
- 売店・・・・・無し
大度浜海岸は、沖縄平和記念公園の西側500mほどの場所にあるひっそりとした海岸です。
メインの国道(331号線)から海岸方面に10分ほど走った場所にありますが、特に大きな案内看板などは見当たりません。
知る人ぞ知るといった海岸です。
観光で来る人は多くは無く、地元の方がシュノーケリングを楽しむために訪れることが多いようです。
大度浜海岸は『ジョン万ビーチ』ともよばれ、アメリカに渡米したジョン万次郎が帰国の際に上陸した場所でもあります。
引き潮のタイミングに訪れると、大小さまざまな潮だまりに熱帯のカラフルな小魚がたくさん泳いでいる姿が見られます。
ウミガメの産卵地としても知られている海岸でもあります。
潮の状態や時間帯、天候によっては日本とは思えないような広大で美しい風景を目の当たりにすることができます。
現地までの行き方
■広域マップ
■詳細マップ
①国道を右折 | ②畑の中の十字路を左折 | ③舗装路突き当りを右折 |
沖縄での移動は車が中心になりますので、那覇空港からのルートをご案内します。
空港を出て国道331号線を糸満市方面へ南下します。
朝夕のラッシュアワーを避ければ、18km程度の距離なので20分ほど走れば近くまでたどり着く事ができます。
糸満市内中心部を抜けて、『ひめゆりの塔』を過ぎた先の交差点左手にファミリーマート糸満米須店があります。
ファミリーマートをすぎると右手に小さな看板『大度浜海岸→』があります。
その看板を見逃さないようにして右折します。
右側に農家のビニールハウスが並んでいます。
ハウスが途切れた十字路を左折します。
びっくりするくらい狭い道ですが、そのまま進んでください。
舗装道路が終わるところで斜め右に折れる道がありますので、そこを右折すると目的地の駐車場に到着です。
メモ
- 国道331号線を右折した後には案内看板はありません。
- 国道をそれた所から一気に畑道に風景が変わり不安になりますが、上記の写真を参考に進んでください。
- ナビがあれば『大度浜海岸』または『ジョン万ビーチ』で検索。
- ナビが無い場合は明るい時間帯に一度下見を済ませることをおすすめします。
撮影地について
撮影地には、15台程度の車が駐車できる小さな駐車場と東屋、そして公衆トイレがあります。
車を降りて来た道を50mほど戻った場所に、海岸へ降りる階段があります。
この階段、最近の地震の影響で崩れかかっていますので、夜間に機材をかかえて降りるときは十分注意してください。
機材の量によっては、ここから海岸へ出られない恐れがあります。
その時は、下記へ車を移動して海岸へ出ることを検討してください。
撮影地まで少し離れてしまいますが、歩けない距離ではありません。
こちらの場所も日中の明るい時間帯に下見をすることをおすすめします。
装備について
ご存じのとおり沖縄のビーチはサンゴが隆起した岩場が多く、その先端は鋭利でとても危険です。
素足はもちろん、ビーチサンダルやアクアシューズでは、思うように行動ができないことがあります。
普通に歩けないばかりか、露出している足の指やくるぶしにケガをする恐れがあります。
おすすめしたいシューズはフェルトブーツです。
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できるだけ足回りの露出が無く、滑りにくいマリンシューズは必須と言える装備のひとつです。
私が沖縄へ出かけるときは、夏であればフェルトブーツ。冬季で濡れたくないときは厚底のゴム長を利用しています。
夜間やうす暗い明け方、夕暮れ時でも安全に移動することができます。
その他に必要な装備はこれらになります。
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レインカバーは、天候や季節問わず必要なアイテムです。
特に、海岸で長時間撮影する際には、たとえ風の無い穏やかな日でも、すくなからず海潮の影響があります。
わずかでも風がある時には気づかないうちにカメラやレンズが粉を吹いたように潮が付着することになります。
撮影後の機材の手入れの手間を半減させるうえにも必要なのアイテムがレインカバーです。
レンズクリーナーやクリーニングティッシュも同様に潮対策で必要なアイテムです。
撮影に適した条件
大度浜海岸で撮影する際におすすめは次の2つのタイミングです。
- 干潮前後1時間
- 夜半~夜明けの時間帯
季節は問わず、干潮前後1時間
そして、夜明け前の1時間~2時間前がおすすめです。
ここ大度浜海岸は、大小さまざまな潮だまりが一帯に広がる海岸です。
引き潮の時間帯だと、刻一刻と変化する潮だまりの表情、そして潮だまりに映り込む朝焼けをねらうことができます。
満ち潮の時間帯だと、ひとつ、またひとつと潮だまりに海水が溜まっていく様子で思いがけずドラマチックな風景が見つかることがあります。
とても美しく幻想的な風景が狙える大度浜海岸ですが、注意点が2つあります。
- 足場が悪い
- 満ち潮だと海岸に戻れなくなる恐れがある
多くの潮だまりの淵を歩く事になるため、夜間や早朝の暗い中での行動は転倒や潮だまりへの転落の危険性があります。
その際にはき物が軟弱だとより危険性が高まります。
引き潮のや干潮の際に、つい先へ先へと進み海岸から離れてしまいがちですが、潮が満ちてくると気付かないうちに帰り道が海水で満たされてしまう恐れもあります。
海岸から離れる時には、満ち潮では無いことを確認し、さらに戻る足場を確実に確認しながら進むことをおすすめします。
まとめ
那覇空港から南に18km、約30分の距離にある『大度浜海岸』。
訪れる人は多くなく、美しい沖縄の風景を独占できる魅力的なロケーションです。
おすすめのタイミングは2つ。
- 干潮前後の1時間
- 夜明け前の1時間~2時間
日本とは思えない絶景を目の当たりにすることができます。
注意点も2つあります。
- 足場が悪いのでしっかりとしたシューズを準備すること
- 気付かないうちに海岸へ戻れなくならないよう沖へ行き過ぎないこと
季節や時間帯によっては訪れる人はほとんどいません。
トラブルがあっても頼ることができないこともありますので、事前にできる情報収集と確認はしっかりと行ってください。
大度浜海岸の写真
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